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天使と悪魔と巫女のお話

これは昔の天界での話である。
神に仕える者として、天使ティルアーナがいた。
彼女は優秀な上に美しい容姿を持つ理想の天使だった。
そしてまた、神に背く者として、悪魔ジノグルオがいた。
彼は悪魔の中でも様々な事に優れており慕われていた。

ある日、光の世界と闇の世界の狭間で2人は出会った。
その瞬間、魔導のように惹きつけられていったという。
天使が悪魔を求めれば、悪魔は天使に口づけを落とす。
悪魔が愛を与えれば、天使はそれに依存する。
天使がその身を預ければ、悪魔はその身を受け止める。
悪魔が言葉を囁けば、天使は放心しそれを聞く。
初めは短かったその時も、愛が深まるにつれ、だんだん長くなっていった。

そしてついに光の世界と闇の世界の主は歴史上二度と無いであろう利害の一致があった。
天使には悪魔を愛した罰、悪魔には天使を愛した罰を下した。
最高刑、堕天だった。
愛し合う2人は天から堕とされた。

それを見ていた者がいた。
地上の巫女、エレナーデである。
人間にして唯一天界を見る事ができた彼女は堕天していくティルアーナとジノグルオを愚かで醜いものとしてではなく、哀れで美しいと思ってしまったのだ。
彼女は転生の儀式を始めた。
2人が地に着く前に、息絶える前に。
その結果…エレナーデは死んだ。
しかし、彼女の魂はそこには無かった。
どこか遠い未来、どこかの世界に彼女はいるだろう。

哀れな天使と悪魔を見守るために……






この3人のお話です。
なんとなく神話風…のつもり。
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